「器のちから」
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2023.02.19[Sun]
「器のちから」
・「器のちから」
広島で長く展示を続けています。当初は無我夢中で制作しましたが、お客様と話すうち戦争を身近に感じるようになりました。私は教育として結果のみ知っていましたが、広島の皆様が復興に甚大なエネルギーを注がれたことは定かでありませんでした。それぐらい結果は受け止めがたいものでしたが、今日の街がいきいきとしてあるのは人々の気持ちの象徴だと確信しています。展示をしていても作品に対する印象を語られる内容はとても厳しく有り難くもあります。発表の場として貴重な存在となった今、造形ではなく敢えて器の仕事を見ていただき、現在の暮らしを彩り続けて行こうと思います。